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プラスジュエリー7 金工?展


今年も新しいプラスジュエリーの展覧会を行います。

今年のタイトルは「金工?展」

なぜこのようなタイトルなのかと言いますと、皆様に少しでも金工の魅力を伝えられたらいいな、という想いがあるからです。

グループ名にも入っている「ジュエリー」

展覧会におけるジュエリーの定義は必ずしも金工のみには限りませんが、とはいえ、ジュエリーと言えばやはり貴金属で作られたきれいな指輪やネックレスなどを想像すると思います。

つまり、一般的には「ジュエリー」=「金工」と言えるでしょう。

しかし、「金工」そのものには「ジュエリー」程の認知度は無いように思われます。

これまで開催してきた展覧会にお越し頂いたお客様のお話を聞いていると、その現実をひしひしと感じます。

一方「ジュエリー」は、とても一般的でその言葉を一言聞いただけで「あれだな。」と思えるほど浸透しています。

「ジュエリー」=「金工」といえるのに、このギャップはとてももったいないと思います。

とはいえ、このような状況も無理はないのかもしれません。

そもそも金工的ジュエリー制作はその完成度の高さから、長い修練期間を必要とします。

さらに金属という硬い素材を加工することから、その加工道具の扱いにも気をつけないと大変なけがや事故がおこりやすいため、作業的にも一段上の難しさがあるともいえます。

このようなことから「金工」自体の専門性が増し、一般の人たちとのギャップはますます広がり、どんどん身近なものではなくなっていくのではないかと思います。

自分でやってみて思いますが、「金工」は誰にでもできる事です。

そして、「金工」独特の表現力があり、それはとても魅力的なものです。

だからこそ「金工」でつくられた「ジュエリー」は太古の昔から愛され、今日でも一切の遜色なくすたれずに残っているのだと思います。

そんな「金工」の良さを少しでも表現したい。

それが今回のプラスジュエリーです。

展覧会まであと一ヶ月を切りました。

「金工」に携わる作者それぞれの想いと共に、様々な作品で少しでも「金工」の魅力を感じて頂けるよう頑張りますので、お付き合い下されば幸いです。

主催 にじこや彫金工房 畠山

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