積み重ねる
何かを作り、形にしようと思った時、私は同じ材料をしばしば重ねてしまいます。
以前、棚を作ったときは合板を。TV台を作った時も同じでした。
椅子を作った時も、木の角材を重ねて積み上げて。
ここ10年位はジュエリーを作る作業でも、ただただ鉄を積み上げています。
作業は単純、単調。鉄板を細かく切って、ただただ積み上げます。
鉄は硬く、切っていると手は痛くなるし、積み上げている時は溶接しているので、20分近く火と格闘しています。結構熱いです。
地味だし、ちっとも制作が進みません。
でも少しずつですが、作業を繰り返すことで、
形が見えてきます。
作業自体に派手さはなく、特殊な技術でもありません。
時間をかけて、ただただ重ねる。
その結果がどうなるのか...
4月10日(水)から練馬区立美術館・区民ギャラリーで行います、プラスジュエリー7『金工?展』にて展示されます。
様々な方の作品がございますので、私も見るのが楽しみです。
ではでは、“積み重ねる”だけで形作られたモノ達を、是非ご覧いただければ嬉しいです。
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